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ロシア文学から仕事を開始した宮澤淳一にとって,ロシアは当然,地理的な研究領域のひとつです.ジャンルとしては,文学と芸術(特に音楽)をカバーします.
文学においては,20世紀前半のロシア文学を代表する作家・劇作家ミハイル・ブルガーコフ(1891-1940)の研究からスタートしました.
芸術においては,映像作家アンドレイ・タルコフスキイに関心を深め,『タルコフスキイ映画』(みすず書房)の著者馬場広信氏と『アンドレイ・タルコフスキイ「鏡」の本』(リブロポート,1994年)を共訳しました.
音楽においては,演奏家論の方で幅を広げました.それに関連してピアニスト,スヴャトスラフ・リヒテルの発言をまとめた,ボリソフ著『リヒテルは語る』(音楽之友社,2003年)の翻訳があります.音楽学に領域を拡大し,ムソルグスキーやチャイコフスキーに関する仕事を暖めているほか,近年再評価の進む作曲家ニコライ・メトネルの紹介にも努めています.
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